酒の肴。

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またもや、思いつきで
父と母が、温泉に行ってしまった。
突然、お留守番になった私は
一人でいたくなくって、友だちとごはん。

忘年会が多いのか、この日は どこも満席。
やっと空いてた 居酒屋さんのカウンターに、すべり込む。

見渡す限り、ほとんどおじさん。
辛うじて、両隣に男女がいるくらい。
そう大して、盛り上がる話もない私たち
自然に、両隣の男女に目がいく。

け)『なんか、盛り上がってるね』
友)「男があんなに話してるときって、大抵 口説いてるときだよ」
け)『そうなの?』
友)「そう。楽しいなって思わせといて、思考する間を与えなくする」
け)『友だちとかじゃ、ないの?』
友)「ありえないよ。少なくとも男にとっては」
け)『そうかなぁ〜?(笑)』

さっきから、斜め向かいのおじさんと、やたら目が合う。
話すことがない人は
とりあえず、他の誰かを話のたねにするものだ。



け)『ね。私たちって、どう見えてるんだろ』
友)「ん〜。けいちゃんが 俺を口説いてる?」
け)『ありえないよ〜。(笑)』
友)「ぇ? そう? (笑)」
け)『あんまり話盛り上がってないみたいだし、気心知れた風だし?』
友)「夫婦とか?」
け)『ん〜。別れた元夫婦とか?』
友)「いいね。じゃ、今夜はそれで行こう。(笑)」

両隣の男女.. お酒を飲む飲む。
私たちが見てる間だけでも、4〜5杯はおかわりしてる。
思考する間を作りたくなければ、お酒がいちばんだ。
なんとなく、よそよそしかった二人が
お酒が進むにつれ、笑顔が増え 距離が近づいてく。

どっち側も、男の人の薬指に、指輪が鈍く光ってるのを
私は、見逃さなかった。
友だちかもしれないし、元夫婦かもしれないけど..
きっと、微妙な恋人同士だろう。

そこに 人がいれば
そこに 人がいる分だけ、ドラマがあるものだ。

ね。あのおじさんに
私たちは、どう見えたのかしら..?
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by keko_m | 2006-12-16 01:18 |  * love