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目印。

幼稚園に勤めてるというと
「夏休みがあっていいね☆」..なんて言う人がいるけど

子どもたちが夏休みだけで、先生は毎日出勤。
普段出来ない事務や研修だけで、目いっぱい。
5日間の夏季休暇を、消化するのもやっとの状況なの。

目印。_a0027742_19592534.jpg

朝起きたら、カレンダーに『サークルK』のマークがついてた。
け)『お父さん、これ何?』
パ)「今日は、けいこが休みだから..(照)」
け)『..?』

どうやら、私が休みの日に『サークルK』のマークをつけたらしい。
自分が、ほっと出来る日の印として。
お父さん安心したのか、朝ご飯食べた後 お昼近くまで二度寝してた。

大丈夫。
今日は、ちゃんとお母さんのこと見てるからね。
いつも、ありがと♪

今年は、母の通院に合わせて休暇を取ったら
もうそれで、5日間が終わりそう。。

.. にしても、『サークルK』って..。。

# by keko_m | 2013-08-07 21:53 | * family

翻訳。

夕食を食べるときに、母が
「こんなことも自分でできないなんて、情けない..」と、泣いた。

母の気持ちは、痛いほど伝わってきたけど
『大丈夫』とか『そのうち、できるようになるよ』.. だとか
その場凌ぎで慰める言葉なんて、言えなかった。

まだまだ これから..
先は、長い..

数分後..
『ケガをしてるから、出来ないことはフォローするけど
 お母さんは病人じゃないし、お客さんじゃないから..』などと
何を伝えたいのかわからない、曖昧な言葉で返した。

今、できないことがあっても仕方ない。
私たちが、出来ないことは手伝うから。
これからは、我慢とリハビリの時..
お母さんは、どんな状況でも 私たち家族にとって必要な人だし
痛くなくなって、元気になってくれたら、それだけで嬉しいから..。
お母さんのできることを、少しずつやっていけばいいんじゃない?

.. それが、きっと私の言いたかった言葉。

# by keko_m | 2013-08-03 00:54 | * family

算段ちがい。

昨日の朝は、父に助けてもらったから
今日は、頑張るぞ.. と
昨日の夜、マグロの煮付けを作っておいた。
初めて作ったけど、生姜が少し効いていい感じ。
明日になれば、もっと味がしみ込んでおいしくなってるはず♪

ほっと安心して、お仕事に行き
ふっと力を抜いて、家に帰った。

ただいまぁ〜と、キッチンに入るなり
「マグロ、お昼に食べたよ。おいしかったよ〜♪」と、母の言葉。
『ぇ? それ、今晩の夕食なのに..?』と、戸惑う私。

急遽、焼き鳥で何とかその場を凌いだけど..
ダメじゃん。。そんなルール違反。。

.. とか何とか言いながら
おいしく食べてもらえたことに、幸せを感じてたりして。

# by keko_m | 2013-07-26 21:24 | * family

旅館ごっこ。

昨日は、さすがに疲れきってて..
夕食が終わると、洗いものとご飯のセットだけして
10時過ぎには、母とお布団並べて寝てしまってた。。

今朝、起きると..
何だか、いい匂い..?

父が、舞茸のお味噌汁を作ってくれてた♪
け『お父さん、ありがとう。すごくおいしそう♪』
父「そうか?
  けいこの作ったご飯も、なかなかいい感じに炊けてるぞ!」

.. それ、タイマーをセットしただけですから..。(ごめんなさいっ)

夜、あんなに早く寝て
朝起きたら、ご飯の用意が出来てるなんて..♪

け『なんか、旅館に泊まったみたいだね♪』
母「こうなったら、毎日泊まりたいね(笑)」

私がギリギリの状況を見かねて
さりげなく、フォローしてくれた父に感謝..♪

自分の作ったお味噌汁を、丁寧に大切そうにお椀によそう姿に
きっと、家族の誰よりも苦心して
誰よりも時間が掛かって
誰よりも丁寧に作ってくれたってことが、伝わってきた。
今まで、お料理なんてしたことなかった父だから。

お父さん、ほんとありがと。
明日は、おいしいもの作るからね☆"

# by keko_m | 2013-07-25 20:25 | * family

おふくろの味。

入院して、病院食しか食べていない母のところに
毎日、うちで作ったお料理を、少しずつ差し入れしてた。

私が作った(これまであまり作り慣れていない) 魚やかぼちゃの煮付けを持って行ったら
一口食べて「わぁ♪ 家の味だぁ♪」と無邪気に喜んでた。
『私も、家の味が出せるようになったかな..?』などと、密かにほくそ笑んだ。

そんな日々が、数日続いて..
ある日、「今日は、何作るの?」と母に聞かれた。
その日は、夜に会議が入ってて遅くなりそうだったから
『んー。今日はお刺身かな?』と素直に答えた。
「ぇー。お刺身っておいしそうだねー」という母の言葉に
自宅に帰る前に病室に寄って、お刺身を届けた。

右手は使えないから、私が箸で掴んだお刺身を
一つずつ口元に持っていって、「あーん♪」として。

母の「おいしい♪」「すごくおいしい♪」「感激する♪」との多大な言葉に
『ぁ..。私の手料理(家庭の味?)じゃなくても、何でも食べられたらいいんだ..』と
現実を悟った夜。。

# by keko_m | 2013-07-25 01:18 | * family